さつま黒潮きばらん海枕崎港まつり花火大会

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観覧記

日時

82

場所

鹿児島県枕崎市


今年も九州の南端に位置する枕崎へ向かった。昼過ぎに出発して、到着は4時前。今年は天気予報では南よりの風が予想されていた。予報どおりだと、昨年の観覧場所であるメイン会場は風下。打ち揚げ場所に対して西にある恵比寿町に場所を確保。それからは長い待ち時間だが、祭り会場では様々なイベントが開かれ、それを見て時間をつぶす。6時ころ確保した場所に戻るとまだスカスカの状態。三脚を立て、いすに座ってくつろいでいるといろいろな人に話しかけられる。鹿児島県内では結構人に話しかけられる。たいていの人に熊本から来たというとかなり驚かれた。

定刻より数分遅れ、例年通り銀トラ+銀菊ワイド打ちでスタート。今年は昨年まで6部構成だったものを4部に減らし、なおかつ、打ち揚げ時間もやや短縮となっていた。それでも、大玉は結構打ち揚げられたし三尺玉も昨年に引き続き実施されたので打ち揚げは十分量がある。

打ち揚げは昨年同様、1箇所打ちの連発、3箇所小型煙火+2箇所打ちの連発、大玉単発、単独である一斉打ちをランダムに繰り返す内容。よくありがちな小玉単発で時間を稼ぐ展開がないので打ち揚げはほかの大会に比べれば豪華に見える。

連発はいつもの担当社らしい、玉の種類を絞ったすっきりとした内容。必ず2発の大玉が入るのでそこを狙ってシャッターを切る。2箇所打ちでは昨年八代で披露したようなキラものが芯に入った玉を連続で打ち揚げる等こちらも見ごたえある内容。ただ、全体としてやや星の発色が悪いので、ここを改良できればもっとよくなると思う。大玉は打ち揚げタイミングが昨年のように一定でなく撮影し辛い。玉としては一部が崩壊している玉もあったりするが、1つのパートでは同じ種類の玉だけを揚げており好感が持てる。特に千輪のパートは九州ではなかなか見られない光景でよかった。

 フィナーレも例年通り錦冠の3箇所ワイド打ち。最後は一斉打ちだと思ったら、今年はなぜか2段打ちで撮影は失敗。見栄え的にも一斉に打ち揚げたほうがいいと思うが・・・

 その後はお待ちかねの三尺玉。打ち揚げ前に市内中にサイレンが鳴り響く。1分くらいは鳴っていたのではないだろうか。三尺玉は市民の寄付金で揚げられており、それを大事に揚げる姿勢は素晴らしい。打ち揚げは失敗することなく大きく開花。周りの歓声も大きかった。

 終了後はすぐに車に戻り、出発。出口が1箇所しかない駐車場は出口に車が殺到し、大抵出るのに時間がかかるがここは地元の高校生がボランティアで交通整理をしているおかげでスムースに出ることができる。今年は道の選択がよかったのか1030分ころには鹿児島市内に入っていた。来年も同じ駐車場に停めよう。

   

 

 

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